旭岳、北海岳、忠別岳、化雲岳、天人峡、縦走 (2)

旭岳を下り間宮岳分岐へと向かいます。緩斜面の上り下りを繰り返します。

昨年はこのあたりで、コマクサを見ることが出来たのですが、今回はまったく咲いていませんでした。

AM８：５６

　間宮岳分岐に到着。

団体様ご一行が休憩中です。

今日の大雪山はにぎやかです。

「こんにちは」の挨拶を連呼します。

分岐を右に折れ北海岳へ向かいます。

ここからはじめて通るルート、御鉢平も見る場所が変わるといろいろな景観を楽しませてくれます。

対面に見える山は、北海道第二の高峰「北鎮岳」２２４４ｍです。

雪渓が素敵な模様を山に描きます。

ここの鉢の内部から有毒ガスが吹き出ることがあるといわれており、過去にヒグマがそのガスにやられて死んでいたことがあったらしい。おそろしい～。

AM９：４２

北海岳ピーク

丘のようなピークで、山頂という感じがまったくしません。

左が北鎮岳、右手が凌雲岳　

早くもこの辺から、重いザックの影響で肩が痛くなってきた。

疲れるのが少し早すぎる～。

白雲岳へ向かいます。

遠くのトムラウシの山頂に雲が掛かってきました。天候が怪しいぞー。

ここから白雲岳までお花畑が広がります。

私の一番好きな花、コマクサにやっと出会えました。

高山植物の代表的な花で、淡いピンク色がとてもかわいらしいです。

エゾノツカザクラ

AM１０：５１

白雲岳分岐に到着

白雲岳避難小屋の管理人さんに登山道の状況を確認したところ、天人峡の下山ルートも特に問題ないらしい、よかったよかった。

天人峡の登山道は時折、川になることがあるという！今年の大雪山は雪が少ないとか・・・。

熊出没の看板があるけど、これだけ人がいたらクマさんのほうが逃げて行くでしょう。

白雲岳避難小屋

まだ午前中だというのに、テント場には色とりどりのたくさんのテントが建ち並んでいました。

今夜は大賑わいであることは間違いないです。

山に雲が立ち込めてきました。ここから先は道のりが長く、進むべきか白雲にとどまるか考えどころ・・。

結局、考えるのが面倒になり、いつもの「いけるところまで行ってみよう！！」になってしまいました。

そんな感じで白雲岳非難小屋をとおり過ぎようとしたところ、どこかで見た顔がいるではありませんか、私が山登りを始めるきっかけとなった、山行記録サイト「サラリーマン山遊記」http://www.yamaasobi.com/の管理人カントリーマンさん御一行様だったのです。とてもビックリ、感激です！！

どこかの山で出会えたらいいな～と　ずーと思っていました。6年目にしてやっとお目にかかれました。「ヨロヨロ倶楽部の3人目に会えた」と言ってもらって本当に光栄でした。またどこかの山で会いましょう。

旭岳、北海岳、忠別岳、化雲岳、天人峡、縦走　③へ続く